というわけで、フーリガン関係の情報をwebから探ってみた
- 社会学的サッカー観戦指向の中のスポーツ情報
- 「2002年W杯入場券の転売禁止を検討」(2000.6.14.)
日本経済新聞の情報から、“W杯入場券の闇ルートへの流出を防ぐことを目的に、2002年W杯日本組織委員会(JAWOC)は入場券購入者のデータベース作成と転売を禁じる方策などを検討している模様”とのこと。
購入者のデータベースができることから、イングランドなどの警察が所有しているフーリガン・ブラックリストとの照合が可能だそうだ。
- 読売新聞のサッカー報知
- ドイツ内務省は1月17日、国外で開催されうサッカーの国際試合に同国のフーリガンが押しかけるのを防止するための法整備を検討していることを明らかにした、とのことである。
- 埼玉縣信用金庫の中の「ヨーロッパ選手権・最新情報」▼KM084第5話 チケット販売とフーリガン対策
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チケット販売について: EURO2000のインターネットによるチケット購入では、身元の確認と1試合2名分までに制限を加える一方、チケットには購入者の名前を印刷して、入場時には本人かどうかの確認を行うと表明しているそうだ。
フーリガン対策について: 関係各国で自国のフーリガンに関するリストが作成され、EU関係者の間で配布されているそうだ。
さらに、リストにあるフーリガンの出国を禁止し、違反者については身柄を拘束することを決めているそうだ。
- 朝日新聞の中の喝采の向こう側 ― W杯事情(2)フーリガン対策へ各国から捜査員
- フーリガンの青年のことばがすごい。“試合の勝ち負けなんか、どうだっていいという連中が多い。とにかく暴れるのさ。興奮するぜ。ルールなきスポーツってところかな”。
また、記事によると警察当局は、観客を普通の観客、扇動に乗りやすい観客、フーリガンに分けているという。
- yahooフォーラム2002!! 読者が意見のパスゲームの中のテーマG No.6 2002年のために私たちが出来ること
- “サッカーを愛する人たちは他のどの競技の愛好者よりも熱い。フーリガン対策も重要な課題であるが、フーリガンでない一般の観客にしても、十分に「やかましい」連中であることは間違いない。応援している国が勝利した夜は、駅や公園、レストラン、ホテル等、あらゆる場所で夜通し歓喜を爆発させることだってあるかもしれない。サッカーファンなら理解できる彼らの行為を、オリンピックの観客程度との先入観しか持っていない一般の日本人がどこまで許容できるか。
島国でほぼ単一民族国家の日本人が、駅や公園で野宿する「無気味な」外国人たちに対して、どれだけ友好的な態度で接することが出来るか。”とある。
確かにこれは、受け入れるホスト側の意識の問題である。あと2年の間に、どれだけの受容力が私たちにつくのであろうか。
- yahooフォーラム2002!! 読者が意見のパスゲームの中のテーマG No.5 あと3年。もう3年。
- “ホテルなど宿泊施設は充実しているのだろうか。世界各国さまざまな国からさまざまの文化をもった人が訪れる。しかも、地球の裏側から訪れる人達もいて、必ずしもみんながみんな経済的に豊かであるとは限らない。当然、駅のベンチや公園を寝所にする人達も出てくるだろう。重い荷物をかついで安宿を探すために奔走した私の経験上、各主要都市の駅の窓口には、あらゆる言語に対応できるようなインフォーメーションがほしいところである。”とある。
確かに、やっとの思いで来た人もいるであろう。そういう人をフーリガンと見なし、警戒だけするのも、また良くないことだ。困っている人を助け、暴力には屈しない、確かな目と意思が必要なのであろう。
でも、これは結構大変である。