交通規制について
2001/07/27 revised
2001/08/11 追記
ワールドカップ時の交通規制については、先の(7/16)の2002FIFAワールドカップ宮城仙台推進委員会と、利府町ワールドカップサッカー対策協議会の話し合いの中ででてきた、という。 推進委員会側は住民の理解を得ながら、交通規制を行いたいようだ。 交通規制の範囲とあり方、さらには交通規制に伴う、住民と観客のサービスについて、自分なりに考えてみたい。 まずは、交通規制を考えるときの私の基本的考えを記す。
問題は「規制だけではダメ」ということ。 上記の考え方を元に、具体的な規制区域を考えよう。 国体の規制を知る前(7月上旬)に、私自身が規制区域として設定すべき、と考えた区間は、下の図の通りである(クリックすると拡大、115KB)。 図の赤色部分を車両進入禁止区域とする。 国体の規制図と、偶然にも同じような区域を設定している。 なぜ、この区域なのか、解説しよう。 「1.交通規制はできるだけ狭くする」という考え方と、規制しやすい区域を考える。 上の図は私の規制案の中の、菅谷台地区拡大図である。 利府街道から左折して「運動公園岩切停車場線」に入って、3つ目の信号(左折すると、県民の森方面)からが規制区域。 ここから先は、次のグランディ21正面の信号まで分岐道路はないからである。 この先、グランディ21を過ぎて、陸橋を渡り、青葉台入口までの規制とすれば、途中の分岐道路は、菅谷台団地に入る道路の3箇所(1箇所は岩切方向車線からの左折専用)と、グランディ21内に入る信号交差点、それに、グランディ21前の信号交差点(ジャスコ−利府駅方面の運動公園利府停車場線)の5つの交差点だけで、流入車両等を防ぐことができる。 一方、利府駅−ジャスコから菅谷台団地を抜けてグランディ21正面に至る、運動公園利府停車場線は、できればジャスコ西から規制をかけたいが、上記地図では、さらにグランディ21寄りの、コスモ石油GS交差点からの規制にしてある。 ここからグランディ21までにある交差点は、沢乙部落方面の小さな道、菅谷地区(菅谷不動尊方面)方面の小さな道の2つの小さな交差点と、菅谷台団地内の2つの信号交差点だけである。 車両通行止めは、コスモ石油交差点と、2つの小さな交差点で実施すればよいこととなる。 このように、流入車両が少なく、かつ交差点が少ないところを通行禁止とする方が効率的である。 コスモ石油の交差点から西を封鎖すると、この交差点で大渋滞が起こる可能性があるので、本当は、「我が町、利府を宣伝しよう!」で示したように、ジャスコ西側からグランディ21までを通行禁止とした方がいいのだ。 ただ、ジャスコ西側からコスモ石油の間を規制すると、この道と平行して走る、北側の、青葉台団地に近い道が混雑する。 が、利府駅からの観客を飽きさせない手法をとることを考えると、この道(ジャスコ西側−グランディ21正面に至る道)は、菅谷台団地住民も含めて、完全な車両通行止めにしてもいいのではないか、と思う。 菅谷台団地住民は、運動公園岩切停車場線(グランディ21と岩切寄りの利府街道を結ぶ道)を利用すればいいのだから。 さて、北側の沢乙温泉の方、入菅谷地区の交通規制は、選手役員を運ぶための道として確保すべきだろう。 これは国体も同じ考え方である。 こちらも、東側の入菅谷入口から県民の森手前までと、石積トンネルを規制すれば、途中に流入車両もなく、スムーズな交通規制が可能である。 次は規制時間帯。 2002年6月9,12,18日は、いずれも15:30キックオフだ。 昨年(2000年)6月のキリンカップでは13:30キックオフで、10:00頃から渋滞状態となった。従って、3時間以上前から交通規制をかける必要がある。 具体的には、12:00〜20:00の8時間の規制が必要と考えられる。 さらに、パークアンドバスライド券を有する、多くの自家用車が間違えて、グランディ21に向かう可能性がある。 これらの自家用車は、仙台港の「夢めっせみやぎ」か、新富谷ガーデンシティに誘導しないといけない。 誘導のために、利府街道から左折した先の道に誘導案内図を出す必要がある。 通常は上記のように、「新富谷ガーデンシティ」に向かう人は東北道・泉ICで降りて、最初の信号を左折すればok。 「夢めっせみやぎ」に向かう人は東北道・仙台南ICから、仙台南部道路→仙台東部道路を経由して、仙台港北ICで降りて、左折2回でok。 ところが、宮城スタジアム至近まで来てしまうと、 図のように、「新富谷ガーデンシティ」へは、利府街道をUターンし、岩切大橋の手前で右折し、県道泉塩竈線→(免許センター前交差点)→国道4号経由で、「夢めっせみやぎ」へは、利府街道をUターンし、山崎交差点で、国道4号に左折し、さらに国道45線に左折していくこととなる。 この誘導をきちんとしないと、Uターンの車であふれかえる恐れがある。 そこで、交通規制区域に、Uターンゾーンを設置しておく必要があろう。 まだまだ、話は尽きないので、未完成のまま掲載しつづけることにする。 to be continued |