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選手を追いかけるよりも、サポーターを撮りたかった。それが始まり。
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スタジアムの外側の世界が必要だ。
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W杯とは何か。
- The Cupブータン
- チベット仏教とワールドカップとの対比と融合が興味深い
- 高僧がある僧にワールドカップとは何か、と問う場面がある。僧はこう答えた。
- 「杯をかけて、2つの文明がたたかう」ところだ、と。
- 4年に一度の人類の祭典
- テレビでは、400万人が視聴するだろう。日本は遠いから行かないというがそんなことはない。この機会だから、日本に行ってみたい、そういう人が多いだろう。
- 日本に来ると、食事、酒、眠る。
- ゲストの立場からすると、インフラだけでは満足しない。トータルな部分を楽しみたいと思う。2002年に出会うのは、選手ではなく、サポーターなんおだ。理解すべきはサポーターである。
- 異文化を受け入れる、ということ。
- どういう対応をとったらいいのか。
- (写真を見せながら解説)
- サポーターの何を理解するか。
- 1.ファッション:どこからやってきたか、すぐわかる。
- 2.音楽:踊ったり歌ったり
- 3.国旗:必ず国旗とともにある。民族の印、誇り、生活の一部
- 4.ユニフォーム:代表と同じユニフォームを着る
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宮城にやってきたらどうなるか
- 日常はどう変わるのか。
- ユーロ2000のアイントホーヘン(イングランド−ポルトガル)
- イングランドのサポーター
- サポーターは自分だけのモラルを持ち込んでくる。
- 駅前で酒盛りを始める。
- ゴミだらけ。
- 町中が国旗で埋め尽くされる。
- 代表と同じ空気を吸いたい、だから、スタジアムにやってくる。
- チケットを持っていない人への対応が必要。
- 国歌斉唱はメロディーになっていないほど。立ち上がって、手を振って表現する。
- 敗戦したあとのイングランドサポーターの列車には国旗があった。
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フットボール文化
- ワールドカップの方にしか目が向いていない。
- ホームタウン。おらが町のクラブ。
- 日本ではまだまだ未熟である。
- 文化とは、civilization、つまり、市民が参加することである。カルチャーだけではない。
- 各国の国内リーグの状況
- クロアチアのスタジアム。1911年設立のクラブ。5000人ほどの小さなスタジアム。だが、おらが町のクラブ。選手とサポーターが一緒に食事できるバーがある。
- マンチェスターユナイテッド。1878年鉄道に勤める人が中心にできた伝統あるクラブ。SIR MATT BUSBY通り。クラブは町とともにある。14:25で止まったままの時計。1958年のミュンヘンの悲劇=飛行機事故で選手が8名志望した。クラブは10年の間、低迷したが、10年後の復活した。事件を知らない若い人へ、確実に伝わっている。
- ボスニア・ヘルツェゴビナ。セルビア人。ピクシーが名古屋グランパスで活躍。セルビア人は東京の次に名古屋を知っている。
- ポーランド、ワルシャワ。戦争でもなんでもなく、ただ放っておかれた競技場。サッカーよりも生きるための生活が必要だった。日本では、どうなるか。
- ドイツ、ベルリン。3部のクラブですら、社交場がある。スタンドは埋め尽くされ、みんなが顔見知りである。これが、おらが町のクラブ。
- ベガルタ仙台は、おらが町のクラブになるか。それがポイント。
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来年にはワールドカップがやってくる。
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やってくるサポーターは何を求めているか。
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果たしてインフラだけで喜んでくれるか。
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全く違った視点を求めるだろう。
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サポーター同士の交流
- オランダ・メキシコ。揃ってトーナメントに進出。サポーターがともに踊り出す。
- 対戦するサポーターを分けるのはどうか。騒いでも騒いでも大丈夫な場所を用意する。
- キャンプ。パリ郊外にシャワー付きのキャンプ場を用意した。野営をしている。
ワイン、食べ物を交換したりする。
- お金をあまりもたないでくる。ホテルに泊まるお金など持たないで来る。
- キャンプ地を提供すべきだ。何らかの用意をする必要がある。
- 3位決定戦。クロアチア人が集まるバー。スタジアムに入れない人のフォローが必要。
- ファイナル。パリのシャルベッティ競技場。
大型スクリーンで決勝戦を上映。非常に多くの人が集まった。
- 日本で東京ドームや国立競技場でそれができるか。開放できるか。
- サポーターが引き上げた後、我々の心に何が残るのか。
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ワールドカップはやってくる。
- 多くの人は決して試合を見ることはできない。
- 日本人、宮城県民にとって最大のカルチャーショックなのだ。
- やってきたサポーターは、宮城は初めての日本。宮城=日本なのだ。
- 本当に楽しかった、と思って帰ってくれることが最も大切だ。宮城は本当にいいところだった、と、本国に帰ってからみんなに伝えてくれるだろう。
- 逆だったらどうだろう。最低の国だよ、日本は、と言われる。
- 日本を代表する気構えが必要。
- 一人一人が日本の代表である。
- 当事者意識をもっともつ必要がある。
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